20代の頃、バイト先の店長がバイク乗り、弟たちもバイク乗ってて格好いいなーって思ってた。
弟の一人、コックさんの後ろにしょっちゅう乗せてもらってました。自分も乗れたらなーって思ってたけど、貧乏学生だったので免許取る余裕なんてなくて。
仕事、家事、子育てしてたらそんな余裕なんてなくて。気がついたら57歳。たまにタンデムさせてもらってたけど、自分で乗れたらなぁーって思ってた。
長女が大学3年の時、精神病んで学校に行けなくなった。でも、本人は「卒業したい」という。で、8年目の今年卒業しました\(^^)/
大学5年目に主人が定年を迎え、その年から学費支払いは私の担当に。娘が卒業したら、次は自分のために使うと決めてたので、夢だったバイク免許取得のため教習所通い始めました。
何せ57歳のおばさんです。大変です。
125ccですら引き起こせない。足が上がらなくて、跨げない。車はATだから半クラだのギアだの言われても~(ToT)
外周回って、3速入れられるようになって、右左折で6時間かかりました。「次400乗るからね」「無理です」即答でした。
「でも普通二輪教習だから。避けられないよ」
やさしい教官なんです。今日も停止のコツとか、跨ぐコツとか根気よく教えてくれたし。これ以上迷惑かけるの申し訳なくて、小型免許に変更しようかと思ってるんです、とは言えず。「はい」と答えてしまいました。
暗ーい顔してたら、前回一緒になった男の子がいて「この前は教習終わったら晴々とした顔してたのに。教習前の顔ですよ」
教官が「免許取れたらどんなバイクに乗ろうとか、ツーリング行こうとか楽しいこと考えましょー。バイクに乗るのが嫌になっちゃ駄目ですよ」って言ってくれたのを聞いてて
「あんな風に言ってもらえるんですから、いいじゃないですか」
息子くらいの子に言われました。ありがとー、おばさん頑張るよ!